はじめての方へ

弁護士に離婚のことを相談するタイミングとして最も望ましいのは、離婚を決心してこれから話を切り出そうとした段階です。

離婚協議が始まり、解決に至るまでの過程では、日常生活に影響を与えるような様々な取り決めを守りながら過ごさなくてはなりません。普段は意識しないような義務を守ることへのストレスなどから、お互いの感情がぶつかってしまうケースも少なくないため、想像以上に辛い生活を強いられることとなります。

これらの状況をまとめて、離婚手続き全体を見守り、法律の面からサポートするのが弁護士の最初の役目です。

お互いの要求が嚙み合わず、感情論での口論となるケースもあります。そんなとき、法律の面から的確に指摘、サポートできるのが弁護士です。

友人や知人に相談する方もいらっしゃいますが、多くの場合、双方の偏った視点からの主張をすることになるため、早期に解決することが難しくなってきます。

弁護士が仲介に入ることでお互いの主張を合理的に指摘し、こじれてしまった話を迅速に軌道修正します。

夫婦間で起こる様々な問題から、慰謝料請求の主張を伴う協議に発展することもあるでしょう。相手方から受けた精神的負担、相手に与えてしまった苦痛を考慮した金額の請求をしたいと思うのも当然のことと思います。

しかし、慰謝料請求額には相場があります。

適正な金額を弁護士が見極め、正しい根拠に基づいた方法で責任を果たせるよう解決いたします。

当事者間での話し合いではまとまらない場合、離婚調停、離婚訴訟へと段階を追って進みます。これには弁護士の介入が必須です。

ここまで進行すると、ご本人の言葉だけでは伝えきれない事情もたくさんあり、法律の観点から情報をまとめて申立書などを作成する必要も出てきますので、これまでの事情を詳しくお伺いしたうえで弁護士が対応いたします。