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離婚原因ランキング【完全版】離婚理由を男性・女性別に統計から解説!

監修者:弁護士法人あおい法律事務所

代表弁護士 雫田雄太

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。
3,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

弁護士法人あおい事務所の離婚専門サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
当サイトでは、離婚に関する法的な知識を分かりやすくお届けしております。皆様のお悩みの解消に少しでもお役立ちできましたら幸甚です。

本記事では、裁判所の司法統計に基づいて作成した「離婚原因ランキング」をご紹介します。
夫婦の問題は一夜にして起こるものではなく、徐々に深刻化することが一般的です。早めに問題を認識し、適切な手段で対処すれば、離婚を防ぐことも可能です。
この離婚原因ランキングを通じて、夫婦としての関係の維持や問題の理解に役立てていただければと思います。
それでは、離婚原因ランキングを見ていきましょう。

目次

離婚原因ランキング

日本で最も多い離婚原因は、性格の不一致です。これは、「司法統計」という資料を基にしており、その中には、日本の離婚率などについても詳細に説明がされています。

日本における離婚率は、令和3年(2021年)時点で、1.50(人口千対)となっています。この「人口千対」とは、1000人あたりの事象の発生割合を示すもので、具体的に言うと、1000人中1.50人が離婚したということを意味します。
これは、厚生労働省が調査・公開している統計情報である、「令和3年(2021)の人口動態統計月報年計(概数)の概況」に記載されているデータです。
この人口動態統計によると、令和3年において、婚姻件数は50万1116組で、対して、18万4386組の夫婦が離婚している、という結果になっています。

このような統計から、日本では婚姻した夫婦のうち、約3割が離婚している、と言われることもあるわけですが、そもそも何故、これほど多くの夫婦が離婚を選んだのでしょうか。
それでは、離婚原因ランキングという視点から、日本における離婚の実態について見ていきましょう。

統計に見る離婚原因ランキング

本記事でご紹介する離婚原因ランキングは、「司法統計」を基に作成しております。
司法統計とは、日本の司法行政に関連する様々なデータや情報を統計的にまとめたものです。その情報には、裁判所の業務に関する統計や、弁護士、司法書士などの法律の専門家に関する統計、犯罪に関する統計など、多岐にわたる情報が含まれています。

その司法統計のうち、離婚理由別の申立て件数が載っているのが、「司法統計年報(家事編)」となります。
「司法統計年報(家事編)」とは、裁判所がホームページ上で公開している統計資料のひとつです。「家事」というのは、離婚や親権、養育費、相続などの家族間の問題や紛争を意味しています。
司法統計の家事編には、日本全国の裁判所で審理された家事関連の各事件について、事件の種別や関与者の性別、年齢といった、さまざまな項目に基づいて整理・集計されたデータが記載されています。

それでは、「令和4年 司法統計年報(家事編)」のデータを基に、離婚原因ランキングを見ていきましょう。

離婚調停事件の申立ての動機別 申立人数

 

※「令和4年 司法統計年報(家事編)・第19表 婚姻関係事件数:申立ての動機別・申立人別(全家庭裁判所)」参照。

離婚原因ランキングの1位は「性格の不一致」

上記の表の通り、約5万7000人の申立人が行った離婚調停の申立てのうち、「性格の不一致」を理由にしている人は、2万5278人という結果になりました。
なお、この表にある申立ての動機は、申立人の言う動機のうち、主なものを3個まで挙げる方法で調査・重複集計されたものですので、たとえば「性格の不一致と配偶者の浪費」の2つを離婚調停申立ての動機として回答しているケースも考えられます。

さて、そんな「性格の不一致」ですが、そもそも性格の不一致とはどういった内容なのか、ご存知でしょうか。

離婚理由に多い「性格の不一致」とは

性格の不一致とは、夫婦間での性格や価値観、考え方などが合わないことを指します。
価値観の違い、といった言葉で馴染みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に夫婦関係においては、この性格の不一致を改善せずにいると、婚姻関係の維持が困難になります。
これが原因で相互の理解やコミュニケーションが難しくなり、摩擦や不和が生じてしまい、離婚の理由となってしまうことが少なくありません。

ところで、性格の不一致というと、曖昧で漠然とした印象を抱かれることかと思います。
一言で性格の不一致といえど、その実態は人によってかなり異なります。以下は、一般的に性格の不一致とされるものの具体例になります。

  • 食事や挨拶のマナーに関する価値観の差異
  • 子どもの育て方や教育方針に関する意見の対立
  • 仕事への取り組み方や、家庭との両立に関する考え方の違い
  • 配偶者の趣味に対する理解が無い
  • 金銭感覚の違い
  • 日常のすれ違い
  • 政治的な見解の相違
  • 信仰や宗教に対する考え方の違い
  • 結婚後、配偶者の性格が変わってしまった
  • 整形に関する考え方の違い
  • 清潔感に関する考え方の違い

この他にも、「自分が考えている理由がどれに当てはまるかよくわからなかったから、性格の不一致にした。」という理由から、性格の不一致を申立ての動機としているケースもあるようです。
そのため、性格の不一致の中身はこれだ、と具体的に断定することはできませんが、婚姻生活上の物事に関するすれ違い、といった認識が一般的です。

例えば、食事のマナーですと、ご飯粒を残さず食べることや、お箸の持ち方などのテーブルマナーをどの程度重視するかについて考え方が異なり、それが日々続くことによるストレスがたまり、離婚に至るということが考えられます。

また、仕事と家庭との両立に関する考え方の違いについては、例えば、単身赴任に対する考え方の違いなどが挙げられます。

離婚理由ランキング(男性・女性)

離婚理由ランキング(男性)

裁判所が公開している「司法統計」による、離婚原因ランキングについて、ここからは男女別に離婚の理由の相違点を比較していきたいと思います。
まずは、男性側が離婚したいと考えるきっかけとなった離婚原因ランキングです。

【離婚原因ランキングTOP10(男性編)】

順位 申立ての動機 申立人数
1 性格が合わない 9,127
2 精神的に虐待する 3,234
3 その他 3,223
4 家族親族と折り合いが悪い 1,849
5 異性関係 1,779
6 浪費する 1,723
7 性的不調和 1,669
8 暴力を振るう 1,353
9 同居に応じない 1,324
10 不詳 737

※「令和4年 司法統計年報(家事編)・第19表 婚姻関係事件数:申立ての動機別・申立人別(全家庭裁判所)」参照。

夫の離婚理由の1位は「性格の不一致」

男性側の離婚理由で最も多いものは、性格の不一致となりました。
とはいえ、前述した通り、性格の不一致の具体的な中身は非常に多種多様ですので、夫婦それぞれの「性格の不一致」は異なるでしょう。

実際に、当事務所でこれまでにお受けしたご相談の中には、性格の不一致を理由に離婚を考えている男性もいらっしゃいましたが、それぞれ「妻との金銭感覚のずれが顕著になってきた」、「束縛がきつく感じる」などと、具体的な内容はさまざまでした。

精神的な虐待(モラハラ)

次に多かった離婚の理由は、「精神的な虐待」です。近年では、モラハラという言葉で耳にすることが多くなってきたのではないでしょうか。
モラハラとは、モラルハラスメントの略語です。
「モラル」が倫理や道徳、「ハラスメント」が嫌がらせという意味なので、倫理や道徳に反した嫌がらせ、と解釈されています。

モラハラは、身体的DVなどの物理的な暴力ではなく、言動や態度による精神的な虐待です。妻に話しかけたのに無視をされた、妻から馬鹿にされたり暴言を浴びせられた、睨まれたり意味もなく不機嫌に振舞われた、といった行為がモラハラに該当します。

他にも、相手方の両親の目の前で嫌みを言うことや異常なまでの束縛もモラハラに該当するでしょう。

モラハラの詳細につきましては、こちらの関連記事をご参照いただければと思います。

3番目に多い離婚理由は「その他」

3番目に多い離婚理由としては、「その他」となりました。
男性の離婚原因ランキング3位が「その他」となっているのが、後述する女性の場合の離婚原因ランキングと比べて特徴的です。

非常に漠然としておりますが、これは、離婚調停を申し立てる際に記入する書式の「申立ての動機」欄には、「その他」を含む13個の離婚理由があり、当てはまる理由を選択することになっているため、他の12個の離婚理由に当てはまらないケースは全て「その他」となっているためかと思われます。
また、この司法統計の調査では主な理由を3つ挙げることができるため、主な離婚理由の他に、配偶者に何かしらの不満がある、といった場合などにも「その他」を挙げているのだと推測できるでしょう。

4位は家族・親族との折り合い

結婚は夫婦ふたりだけの問題ではないと言われる通り、配偶者の家族や親族との折り合いの悪さが、離婚の理由になってしまうことも少なくありません。
いわゆる「親戚付き合い」についても、夫と妻とでは考え方が異なるでしょうし、夫や妻の両親が高齢だと、同居や介護の問題も生じてきます。

例えば、何らかのしきたりに従う必要がある場合などでは、折り合いが悪く感じることもあるでしょう。
こうしたときに、話し合いで解決し、夫婦で意思を共有できれば理想的ですが、現実はさまざまな事情が関係し、なかなか思うようにはいきません。

TOP5の最後は異性関係

妻の浮気や不倫といった不貞行為や、不貞行為まではいかなくても異性との接し方についての価値観が異なる、といったことから、離婚に至るケースも少なくありません。
なお、妻の離婚原因ランキングの第5位も異性関係となっており、男女ともに、配偶者の異性交遊関係に悩まされている人が多いことがうかがえます。

例えば、妻としては卑しいことは全くないからこそ異性の友達と宿泊を伴う旅行に行ったりするケースでは、夫の理解を得ることは難しいことが多く、離婚を考える人もいるようです。

離婚理由ランキング(女性)

続いて、妻が離婚を考えた理由について、女性編の離婚原因ランキングを見てみましょう。

【離婚原因ランキングTOP10(女性編)】

順位 申立ての動機 申立人数
1 性格が合わない 16,151
2 生活費を渡さない 12,166
3 精神的に虐待する 10,975
4 暴力を振るう 7,861
5 異性関係 5,655
6 その他 4,812
7 不詳 3,576
8 浪費する 3,531
9 性的不調和 2,733
10 過程を捨てて省みない 2,585

※「令和4年 司法統計年報(家事編)・第19表 婚姻関係事件数:申立ての動機別・申立人別(全家庭裁判所)」参照。

女性も離婚原因ランキングの1位は性格の不一致!

男女ともに、性格の不一致が離婚原因ランキングの1位となりました。
その内容の多様性については、本記事でご説明させていただきました通りです。

また、社会的な体裁を気にして、たとえば本当は夫の不倫や浪費が原因で離婚調停を申し立てたいところを、性格の不一致を理由にして申立てをするケースもあるでしょう。
このように、さまざまな要因から、性格の不一致が離婚原因ランキングで男女ともに1位という結果となっているのです。

経済的なDVが離婚理由の2位

女性の離婚原因ランキングの2位は、「生活費を渡さない」となりました。一般的には、経済的DVと称される理由です。
十分な収入があるのに生活費を渡さないケースの他にも、単に収入がなかったり借金があったりするために、配偶者を養う資力がない場合などが該当します。
また、夫婦の預貯金を勝手に使いこんだり、配偶者が働くことを妨害することも、経済的DVの一種です。

統計上、女性の方が男性より収入が低いことから、女性は男性に経済的に依存しなければならないことが多く、それゆえに生活費を渡さないことは、夫婦関係に深刻な影響を与え、離婚を検討する方が多いのではないでしょうか。

参考までに、令和2年に内閣府男女共同参画局が発表した「DVの現状等について」によると、全国の20歳以上の男女5000人を対象とした無作為抽出によるアンケート調査の結果、約7%が「配偶者から経済的圧迫を受けたことがある。」と回答しています。
(参考:DVの現状等について

この離婚原因ランキングの結果にも表れているように、夫から経済的DVを受けていると感じている妻は少なくないのでしょう。

妻の離婚理由の3位は精神的な虐待

男性の離婚原因ランキングでは2位だった精神的な虐待(モラハラ)が、女性の離婚原因ランキングの3位にランクインしました。
「誰のおかげで生活できるんだ」といった暴言や、些細な事で不機嫌になってしまう態度や言動、自身は自由に交際するが、妻の交友関係には口を出す、無視、嫌みなどの行動に覚えがありましたら、モラハラの可能性があります。

モラハラ被害者は、「自分が悪い」と思い込まされていることが多く、なかなかモラハラ被害を受けていることに気付けません。
長期に渡るモラハラ被害は、被害者の心身の健康を大きく損なう可能性がありますので、夫の言動や態度に「ひょっとして・・・」と感じたら、弁護士に相談したり、カウンセリングを受診されてみることをおすすめします。

第4位は暴力

女性の離婚原因ランキングの第4位は、身体的な暴力となりました。いわゆる、家庭内暴力(DV=ドメスティック・バイオレンス)です。
男性の離婚原因ランキングでも8位にランクインしているものの、一般的には男性よりも女性の方が、身体的に力があるため、女性側では上位に来ているものと考えられます。

TOP5の最後は異性関係

男性と同様に、女性の場合も離婚原因ランキングの第5位は、配偶者の異性関係となりました。

例えば、不貞なども異性関係に該当するでしょう。

離婚原因ランキングに見る特徴

司法統計に基づく、男性の離婚原因ランキングの上位10個についてご欄いただきました。男性と女性とで、離婚調停を申し立てた主な理由とその特徴については、以下のようなことが考えられます。

「性格の不一致」は男性の離婚理由のトップとして挙がっておりますが、女性も同様に、この理由を最も多く挙げています。
この背景には、夫婦間のコミュニケーションの欠如や価値観の違いが考えられます。

2位の精神的虐待(モラハラ)は、ここ数年で増えてきた離婚理由です。
以前は、「女性に虐待されている」とは表立って言い出しづらい男性も多かったのではないでしょうか。
社会的にも、モラハラについて広く知られるようになったことで、モラハラを受けているのではないか、とモラハラ被害者が気付きやすくなったように思われます。

「家族親族と折り合いが悪い」が男性の離婚理由として4位にありますが、女性の離婚原因ランキングのTOP10にはランクインしていません。これも、夫と妻の場合とで比較して、特徴的ではないでしょうか。
夫婦の間だけでなく、配偶者の親や親族との間に、問題が生じたことを理由とした申立てが多い背景には、いわゆる「嫁姑問題」などが引き金となっているのでしょう。

また、夫婦間で問題がなくても、親族との関係が離婚するきっかけになることを示唆しています。
離婚原因ランキングの9位にランクインした「同居に応じない」も、この「家族親族と折り合いが悪い」という理由に強く関連していることが推測できます。

さて、一方で、妻の離婚原因ランキングで2位となった「生活費を渡さない」は、夫側ではTOP10にランクインしませんでした。
女性も社会進出して働くようになったとはいえ、まだまだ夫婦間においては、仕事をして収入を得るのは夫である、という現状がうかがえます。

離婚原因ランキングに関するQ&A

Q1.離婚原因の中でも、最も多い離婚の原因は何ですか?

最も多い離婚の原因は、夫婦間のコミュニケーションの不足や理解不足、いわゆる「性格の不一致」です。夫婦間の信頼や理解が失われると、関係に亀裂が入りやすくなります。
本記事でもご紹介しております離婚原因ランキングでも、夫・妻ともに、性格の不一致が1位となりました。

婚姻生活を継続していると、様々なイベントがあります。その過程で、価値観の違いが如実に表れて、合わないなどと考えるようになるのかもしれません。
しかし、性格の不一致と言っても、その内容は以下の通り、さまざまです。

  • 食事や挨拶のマナーに関する価値観の差異
  • 子どもの育て方や教育方針に関する意見の対立
  • 仕事への取り組み方や、家庭との両立に関する考え方の違い
  • 妻の収入が多い、または夫の収入が少ないことに対するストレス
  • 配偶者の趣味に対する理解が無い
  • 金銭感覚の違い
  • 日常のすれ違い
  • 政治的な見解の相違
  • 信仰や宗教に対する考え方の違い
  • 結婚後、配偶者の性格が変わってしまった
  • 配偶者が結婚前に整形手術していたことを隠していた

Q2.離婚原因ランキングは、どのようなデータをもとに作成されていますか?

一般的に、離婚原因ランキングは、公的なものから民間の調査まで、さまざまなデータをもとに作成されていますが、その中でもよく参照されるのは、裁判所が公開している「司法統計」です。
司法統計は、家庭裁判所に離婚調停や離婚審判などの申し立てをしている夫婦が前提ですので、協議離婚は含まれていません。

他にも、ブライダル総研などの民間企業や団体が行うアンケート調査の結果も、参照されています。民間企業による調査結果には、協議離婚も含まれていることが一般的です。

Q3.日本の離婚原因ランキングの上位にランクインしている離婚理由は何ですか?

日本での離婚の主な理由は多様ですが、特に性格の不一致がよく指摘される理由として挙げられます。これには夫婦のお金などに対する価値観の違いや日常の生活リズムの違いが関係していることが多いです。
また、浮気や不倫といった不貞行為も、離婚理由として一般的です。

日常の対話が難しくなる、コミュニケーションの欠如や、相手の考えや感じることを大切にしないことも、離婚の理由となることがあります。夫や妻の実家とのトラブルなど、家族や親との関係の問題も、離婚原因ランキングにランクインしています。

まとめ

本記事でご説明した離婚原因ランキングを通じて、日本の離婚に至る背景や要因について詳しく触れてきました。離婚原因ランキングの結果は、いかがでしたでしょうか。
予想通りだったという方も、意外な原因がランクインしていた、という方もいらっしゃることかと思います。
この離婚原因ランキングには、さまざまな原因がランクインしています。離婚原因ランキングに載っている離婚理由や離婚した夫婦の数を見ると、多くの夫婦が結婚生活の中で、配偶者とのなんらかの問題を抱えていることがうかがえます。

離婚原因ランキングの1位が「性格の不一致」であることからも、大前提として、夫婦としてのコミュニケーションや相互理解が、離婚を回避するために重要だと理解していただけたかと思います。

最後に、離婚をご検討中の方は、その選択がお互いの幸せに寄与するかどうか、もう一度落ち着いて考えてみてはいかがでしょうか。
離婚はただの一つの方法で、必ずしも不都合な結果を生むとは限りません。ですが、その前段階として、夫婦の間の問題をきちんと理解し、解決できるのであれば、そのための策を模索することが大切です。

この離婚原因ランキングを通して、夫婦間で発生するさまざまな問題やそれらの背景にある理由について、考察する機会をご提供できていましたら幸いです。

この記事を書いた人

雫田 雄太

弁護士法人あおい法律事務所 代表弁護士

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。3,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

 

家庭の法律問題は、なかなか人には相談できずに、気付くと一人で抱え込んでしまうものです。当事務所は、家庭の法律問題に特化した事務所であり、高い専門的知見を活かしながら、皆様のお悩みに寄り添い、お悩みの解決をお手伝いできます。ぜひ、お一人でお悩みになる前に、当事務所へご相談ください。必ずお力になります。

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