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夫婦関係が終わってる?特徴チェック|関係の終わりのサインとは

監修者:弁護士法人あおい法律事務所

代表弁護士 雫田雄太

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。
1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

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夫婦関係や共同生活にストレスを感じた時など、「夫や妻との関係が終わってる」と感じる瞬間があるかもしれません。
この記事では、夫婦関係が離婚の危機にあるかどうかをチェックするため、チェックリストをご用意いたしました。
妻や夫からの愛情が感じられない言動、相手に対する興味・関心の喪失、互いの価値観の乖離など、夫婦関係が「終わってる」と思わせるサインは多岐にわたります。

しかし、本記事でご紹介するような、関係が終わってる兆候がチェックリストで確認できたとしても、必ずしも関係の終わりを意味するわけではありません。
夫婦間のコミュニケーションを今一度見直し、関係を修復・改善することが可能な場合もあります。

この記事では、夫婦関係が終わってるのかどうか、離婚の危機度をチェックし、離婚危機を乗り越えるための対処法についてもご説明させていただきます。
本記事がお役に立てましたら幸いです。

目次

関係が終わってる夫婦に見られるサインとは

離婚を考えてしまうほど、「夫婦の仲が終わってるな・・・」と感じたことはないでしょうか。また、現在既に夫婦仲が冷え切った状態にあって、離婚をするか、あるいは仮面夫婦として婚姻生活を続けていくか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
夫婦仲が終わりに近づいている夫婦には、どのような特徴が見られるのでしょうか。

夫や妻が関係が終わってると感じる20の特徴をチェック

夫や妻が、自分たちの夫婦仲が終わってると感じる時には、一般的に次のような20の特徴があります。自分自身の場合に、どれだけの特徴が当てはまるか、チェックしてみてください。

夫や妻が夫婦仲が終わってると感じる特徴20個をチェック!

  1. ほとんど会話がない
  2. 目を合わせない
  3. 相手の予定が気にならない
  4. 配偶者の他に好きな異性がいる
  5. トラブルがあった時に相手に責任転嫁する
  6. 相手に言わない秘密が増える
  7. 助け合おうとする気持ちがなくなる
  8. 長期間のセックスレス
  9. 可能な限り別の部屋で過ごすようになる
  10. 同じ空間にいても別行動を取る
  11. 食事の用意をしない
  12. 相手の親族との交流がなくなる
  13. 結婚生活がストレスになる
  14. 夫婦喧嘩が絶えない
  15. モラハラ行為を受けている
  16. 子どもへの興味・関心を失う
  17. 親の対立を子どもに反映させる
  18. 子どもを介して夫婦がコミュニケーションを取っている
  19. 相手の不運や不幸を望むようになる
  20. 将来の計画に配偶者が含まれない

特徴①ほとんど会話がない

夫や妻との会話がなくなっていると感じたら、関係が終わってるサインかもしれません。「旦那とは会話したくない。」と意識して口をきかないのであれば、それは夫に対する明確な嫌悪感です。また、特に理由もなく、無意識に会話がない状態になっていたら、お互いへの関心や好意を失っているサインです。

コミュニケーションは人間関係において最も重要な要素です。それは、夫婦関係においても変わりません。会話が少なくなっているなと感じたら、夫婦関係が終わってるかもしれないと危機感を持つべきです。

特徴②目を合わせない

相手に興味や関心、好意がある場合には、人は自然と相手と目を合わせるものです。これが、「ここしばらく目を合わせていないな」と自覚できるほどまでに、配偶者と目を合わせない状態が長く続いていると、夫婦仲が終わってると感じることに繋がります。

特徴③相手の予定が気にならない

「今、妻は何をしているのか知らない。」「旦那が家にいないけど、どこに出掛けたのか分からないし、興味もない。」このように、相手への興味関心を失ってしまった状態も、危険なサインの一つです。

特徴④配偶者の他に好きな異性がいる

夫婦の間に第三者が入ることは、関係に亀裂が入っている明らかなサインです。たとえ心の中だけの関係でも、別の人に心が傾いているとき、それはもう配偶者との間にあるべき絆が薄れている証拠です。心が離れると、次第に行動も離れてしまいます。

特徴⑤トラブルがあった時に相手に責任転嫁する

夫婦間のトラブルは避けられないものですが、問題が起こるたびに「旦那のせいだ」「妻のせいだ」と責任転嫁していては、さらに溝を深めることになります。相手にばかり責任を押し付けるというのは、相手を尊重していない証拠であり、夫婦仲が終わってるサインかもしれません。

特徴⑥相手に言わない秘密が増える

夫婦はお互いの秘密を共有することが多いものですが、秘密を共有しなくなるというのは、信頼関係が崩れている可能性があります。相手に何も言いたくなくなるのは、互いの心が離れていっているサインです。

特徴⑦助け合おうとする気持ちがなくなる

夫婦生活では、お互いが困ったときに支え合うのが普通ですよね。ですが、「もうあなたのために何かするのは嫌だ」と思い始めたら、それは大きな警告信号です。協力し合う気持ちがなくなると、夫婦はただのルームメイトになってしまいます。二人が本当に大切にすべき絆が、少しずつ消えていってしまっているサインです。

特徴⑧長期間のセックスレス

性的な関係は夫婦関係において重要な側面の一つです。セックスレスが長期間続くと、これはお互いへの魅力を感じなくなっている、あるいは深い感情的な隔たりが生じているサインとなりえます。

特徴⑨可能な限り別の部屋で過ごすようになる

かつてはキッチンで一緒に料理を作り、楽しい時間を過ごしていたのに、最近では夫婦が自室で過ごすことが増えた。夕食も一緒にとることが少なくなり、それぞれが個別の趣味や活動に没頭している。このような状態が続くと、もはや夫婦としての共同生活を送る意味を失ってしまい、終わってる夫婦仲の修復が難しいです。

特徴⑩同じ空間にいても別行動を取る

一緒にいる時間があっても、それぞれ別のことに没頭しているというのは、共有する楽しみや話題がなくなっていることのあらわれです。

特徴⑪食事の用意をしない

夫婦で一緒に食事をすることは、日常の中での大切な絆を育む時間です。しかし、例えば妻が夫の食事を用意してくれなくなることが続いたり、夫が食費や生活費を妻に渡してくれなくなったりしたら、相手への思いやりが失われ、関係に無関心になっているサインと言えるでしょう。

特徴⑫相手の親族との交流がなくなる

配偶者の家族とのつながりは、夫婦関係において重要な部分です。しかし、相手の家族との交流がなくなるというのは、夫婦間の隔たりが家族関係にまで影響していることを示します。家族行事や集まりへの参加を避けるようになると、夫婦仲の悪化が顕著になっているサインかもしれません。

特徴⑬結婚生活がストレスになる

結婚は幸せをもたらすはずのものですが、それがストレスの原因になるというのは、夫婦関係に深刻な問題があることを示しています。相手の存在が重荷に感じられ、一緒にいること自体が不快になっているのは、夫婦の仲が終わってることのサインと言えるでしょう。共同生活のストレスは、根本的な原因を取り除かない限り、修復が困難です。

特徴⑭夫婦喧嘩が絶えない

小さなことでさえも喧嘩の種になり、平和な日がないというのは、夫婦関係が極度に悪化しているサインです。互いの言葉が刺激となり、怒りや不満が爆発することは、お互いに対する尊重や愛情が失われている証拠となります。

特徴⑮モラハラ行為を受けている

モラルハラスメントは、夫婦関係における深刻な問題の一つです。相手からの心理的な虐待や侮辱を受けることは、関係における基本的な尊重と信頼が完全に破壊されていることを示しています。モラハラは、関係の健全性を根底から揺るがすものです。

特徴⑯子どもへの興味・関心を失う

子どもへの興味や関心を失うことは、夫婦関係の問題が子どもにまで及んでいることを示します。子どもの学校行事や趣味への無関心は、夫婦としての役割や責任から離れていることを意味し、これは家族全体の不和のサインとなります。

特徴⑰親の対立を子どもに反映させる

夫婦間の問題や不和が子どもに影響を与えると、これは家庭内の緊張が高まっていることを示します。子どもが両親の争いを目の当たりにし、それに巻き込まれることは、子どもにとって非常にストレスフルであり、夫婦関係の健全性を損なう重大な問題です。

特徴⑱子どもを介して夫婦がコミュニケーションを取っている

直接的なコミュニケーションが困難になり、子どもを通じてのみ話すようになると、これは夫婦間の直接的な対話が失われ、関係が深刻な状態にあることを示します。子どもが両親間の伝言板の役割を果たすようになってしまうと、これは関係の改善・修復が必要なほど終わってるというサインです。

特徴⑲相手の不運や不幸を望むようになる

夫婦とは、本来はお互いの幸福を願うものです。ところが、「旦那が病気で入院して自由にできるから嬉しい。」「妻の自業自得だ。」などと、配偶者の不運や不幸を嬉しく思ったり、望むようになってしまうのは、相手に対する敵意や悪意が極まっていることを示しています。もはやここまで来ると、関係の修復は非常に難しく、まさに夫婦関係として終わってる状態です。

特徴⑳将来の計画に配偶者が含まれない

将来の夢や計画を考えるときに、配偶者のことを考えなくなるというのは、夫婦関係がもはや重要ではなくなっているサインです。妻や夫と一緒に老後を過ごすことや、共通の目標を持つことがなくなると、夫婦としてのつながりが失われ、それぞれが別々の道を歩む準備ができている状態を意味します。

夫婦仲が終わるきっかけは何?要素をチェック

以上の通り、終わってる夫婦の関係性に見られる20の特徴についてご紹介いたしました。20の特徴をチェックして該当する特徴が多ければ多いほど、修復が不可能なまでに、夫婦仲が終わってるかもしれません。

ところで、20の特徴に挙げたような夫婦関係に至るまでには、ほとんどの夫婦に、何かきっかけとなる事があったことでしょう。
夫婦仲が「終わってる」と感じるようになるまでのきっかけとして、最も気を付けたいのは「価値観の違いやコミュニケーション不足が招く夫婦間のストレスの悪循環」です。

「旦那が子どもを見てくれなくてイライラ!」「嫁といるとストレス」がきっかけで修復不可能に?

夫婦関係は時に繊細で、さまざまな要因から、夫婦関係の冷え込みにつながることがあります。その中でも特に、価値観の違いやコミュニケーション不足から生じる、夫婦間のストレスが悪循環することで、夫婦仲が悪化する夫婦は少なくありません。
特に、配偶者との日常生活でのストレスや、子育てにおける役割・価値観の違いが、修復不可能なまでに夫婦関係に亀裂を生じさせるきっかけになることがあります。

夫が子育てに積極的に関わらないことに対する妻の不満は、特に共働きの家庭において、顕著に見られます。夫の子育てへの役割と妻の期待との間にギャップがあると、やがて妻はそれを言動にあらわすようになります。
夫の前でこれみよがしにため息をついたり、イライラしている様子を隠さなかったりと、相手に対する不満を言外にぶつけてしまうのです。
そして、こうした妻の態度を受けて、夫も妻に対してのストレスを蓄積させていくことになります。

この状況が長期化すると、夫婦間のコミュニケーションはさらに困難になります。互いに対する不満やストレスが言葉の代わりに態度や行動で表現されるようになると、その結果として会話の機会は減少し、感情的な距離は拡大していきます。特に、日常の小さな出来事が原因で頻繁に起こる口論は、夫婦関係における感情的な絆をさらに弱めることになります。

加えて、このような夫婦間の緊張は、子どもたちにも影響を及ぼす可能性があります。子どもたちは親のストレスや不和を敏感に察知し、それが彼らの心理的な安定に影響を与えることがあります。夫婦間の不和が家庭全体の雰囲気を悪化させ、それがさらに関係の修復を困難にする悪循環を生み出すこともあるのです。

結局、このような状況は、夫婦が積極的に関係の改善を図らない限り、修復不可能な状態に陥るリスクが高まります。
日々のストレスや子育ての問題を放置することは、夫婦関係の永続的な損傷を引き起こす可能性があり、これを乗り越えるには両者の共同の努力と、必要に応じて専門家の助けを求めることが必要となります。

離婚の危険度は高い?低い?仮面夫婦の可能性をチェック!

さて、前述したような特徴が見られる夫婦でも、全ての夫婦がすぐに離婚に至るわけではありません。中には、離婚しないまま、終わってる状態の夫婦関係を続ける夫婦がいます。
このように、表面的には夫婦としてうまくやっているように見えるのに、実態がともなっていない夫婦のことを、「仮面夫婦」などと言います。
仮面夫婦の状態が長期間に及んだり、悪化したりすると、些細な問題が起こった際に、やっぱり離婚しよう、と離婚に踏み切ってしまうリスクが高いです。

仮面夫婦の関係から脱し、夫婦関係を改善するためには、まずは現在の夫婦の関係性が終わってるかをチェックし、現状を把握することが重要です。
そこで、終わってる夫婦に見られる言動や特徴を、以下の通りチェックリストにまとめました。離婚のリスクがどれほどなのか、自分たちは仮面夫婦になってしまっているのか、チェックリストを参考に、チェックしてみてください。

仮面夫婦度診断チェックリスト

□ 夫婦の会話は用事がある時だけに限定されている。
□ 一緒に食事をすることがほとんどなくなっている。
□ 旦那や妻の意見に反対し、頻繁に夫婦喧嘩が起こる。
□ それぞれが自分の生活リズムやスタイルを変えようとしない。
□ 子どものことにしか関心がわかない。
□ 経済的な問題から離婚をためらっている。
□ 夫婦関係の問題の改善に取り組むことを避けている。
□ 社会的な立場やイメージを保つためだけに夫婦関係を維持している。
□ 子どもに対する教育方針で意見が合わない。
□ セックスレスの状態が長く続いている。
□ 自分に対する相手からの関心や好意が薄れていると感じる。
□ 旦那や妻の些細なミスや行動にイライラする。
□ 旦那や妻の趣味や活動に興味を示さない。
□ 別々の時間帯に寝たり、別の部屋で睡眠を取るようになる。
□ それぞれが旦那や妻の家族や友人との交流を避ける。
□ 休日に一緒に過ごすことが少なくなる。
□ 旦那や妻との会話する機会が全くなくなる。
□ 夫婦間の問題やトラブルを子どもに話したり、子どもを巻き込んだりしている。
□ 旦那や妻が喜ぶことに無反応になる。
□ お互いの健康や安全への配慮が減少する。
□ 旦那や妻が意見を尊重してくれない、または無視をされる。
□ 一緒に笑うことが減少し、楽しみを共有しなくなる。
□ 自分の話ばかりし、旦那や妻の話を聞かない。
□ お互いの仕事や日常生活の話題に関心がなくなる。
□ お互いが他人に旦那や妻の悪口を言っている。
□ 子どもの世話を一方的に旦那や妻に押し付ける。
□ 大切な記念日や旦那や妻の誕生日を忘れる。
□ 小さなミスや誤解に対して謝罪しなくなる。
□ 旦那や妻の成功や達成を心から喜ばない。
□ 旦那や妻の要望やニーズを面倒に思い無視することが多い。
□ 旦那や妻の外見や服装に対する批評が増える。
□ 将来の計画や夢について話し合わなくなる。

また、こうした仮面夫婦の状態のチェックに加えて、離婚のリスクがどれだけあるのか、次のチェックリストでチェックしておきましょう。当てはまるチェック項目が多ければ多いほど、離婚の準備が整っていたり、離婚することに抵抗感がなかったりと、離婚に至る可能性が高くなります。

離婚の準備が整っているかも!離婚のリスクチェックリスト

□ 離婚に関する法的情報や手続きについて調べている。
□ 一人で生活するための財政計画を立てている。
□ 親族や友人に離婚した夫婦がいるなど、離婚に対する抵抗感がない。
□ 独立した生活に慣れている。
□ 離婚後の住居や生活スタイルに具体的なイメージを持っている。
□ 夫婦での共有財産について個別の管理を始めている。
□ 別居を始めており、生活が安定している。
□ 自身のキャリアや職場での立場を強化している。
□ 夫婦関係に対する感情的な執着が薄れている。
□ 家族や友人からのサポートや相談を得ている。
□ 夫婦関係について専門家やカウンセラーに相談している。
□ 離婚に関する書籍やオンラインフォーラムを参考にしている。
□ 友人や家族と離婚について頻繁に話している。
□ 子どもの親権や養育費について具体的に考えている。
□ 個人の趣味や社会生活を充実させている。
□ 当座の生活費の貯金や投資をしている。
□ 共有財産の分割についてプランを立てている。
□ 心理的に離婚を受け入れ、新しい生活への準備ができている。
□ 弁護士との連絡を取っている。
□ 離婚に向けて、社会的なネットワークやリソースを構築している。

Q&A

Q1.関係が終わってる夫婦に一般的にどのような特徴が見られますか?

関係が終わってる夫婦に見られる特徴には、以下の20の特徴があります。

  1. ほとんど会話がない
  2. 目を合わせない
  3. 相手の予定が気にならない
  4. 配偶者の他に好きな異性がいる
  5. トラブルがあった時に相手に責任転嫁する
  6. 相手に言わない秘密が増える
  7. 助け合おうとする気持ちがなくなる
  8. 長期間のセックスレス
  9. 可能な限り別の部屋で過ごすようになる
  10. 同じ空間にいても別行動を取る
  11. 食事の用意をしない
  12. 相手の親族との交流がなくなる
  13. 結婚生活がストレスになる
  14. 夫婦喧嘩が絶えない
  15. モラハラ行為を受けている
  16. 子どもへの興味・関心を失う
  17. 親の対立を子どもに反映させる
  18. 子どもを介して夫婦がコミュニケーションを取っている
  19. 相手の不運や不幸を望むようになる
  20. 将来の計画に配偶者が含まれない

Q2.夫婦の仲が悪化してしまうきっかけには何が考えられますか?

不倫やモラハラといった相手方の不誠実な行為によって夫婦仲が悪化することもありますが、日常生活の些細な誤解やコミュニケーション不足から夫婦仲が悪化してしまうことも多いです。
例えば、夫婦の共同生活における家事・育児の負担が偏っていることに対する不満が蓄積して、夫婦関係が終わってると感じられる状態にまで悪化してしまうことがあります。

Q3.夫婦関係が終わってると感じたら、どうすればいいでしょうか?

夫婦関係が終わっていると感じたとき、最初に試みるべきことは、お互いに対する正直な気持ちをオープンに共有することです。問題を理解し、解決の道を見つけるためには、率直なコミュニケーションが必要不可欠です。この過程で、自分自身の行動や言動が関係に与えている影響を自己反省し、パートナーのニーズや期待を再評価することも重要です。

夫婦関係の問題解決には、時に専門家の支援が効果的です。カウンセリングやセラピーを通じて、中立的な視点からアドバイスを受けることで、関係を改善する新たな方法を見つけることができます。また、共通の趣味や活動を通じて関係を再構築し、絆を深める試みも有効です。

状況によっては、一時的に距離を置くことも必要かもしれません。お互いに冷静になる時間を持ち、自分たちの関係を客観的に見つめ直すことが、時には最善の策となります。しかし、最終的には、関係をどのように進めていくかは、双方の意志と状況に基づいて決定すべきです。

関係が終わってると心配になったら・・・弁護士にお気軽にお問合せください

夫婦関係の問題は複雑で、自分たちだけで解決するのが難しいこともあります。特に、関係が終わっていると感じたり、将来について不安を感じたりする場合、専門家の意見を聞くことが大切です。
夫婦関係の問題は、個人で対処するには複雑で困難な場合が多々あります。

離婚を含む家庭内問題について、弁護士にご相談いただけましたら、専門的かつ実践的な解決策が期待できます。
ご自身の状況や権利を正確に理解し、適切な手続きを踏むために、法律事務所がサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

この記事を書いた人

雫田 雄太

弁護士法人あおい法律事務所 代表弁護士

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

 

家庭の法律問題は、なかなか人には相談できずに、気付くと一人で抱え込んでしまうものです。当事務所は、家庭の法律問題に特化した事務所であり、高い専門的知見を活かしながら、皆様のお悩みに寄り添い、お悩みの解決をお手伝いできます。ぜひ、お一人でお悩みになる前に、当事務所へご相談ください。必ずお力になります。

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