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価値観の違いの乗り越え方とは?夫婦、カップル、仕事、ケース別解説

監修者:弁護士法人あおい法律事務所

代表弁護士 雫田雄太

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。
1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

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人はそれぞれ異なる環境で育ち、異なる経験を積み重ねるため、自然と価値観も多様化します。そのため、家族間で、恋人との間で、職場で・・・日常生活において人と接する中で、さまざまな形で価値観の違いに直面することになります。
価値観の違いを前向きに受け止め、受け入れることができれば理想的ですが、自分の中にも確固たる価値観がある場合、こうした価値観の違いが衝突することで、ストレスが生じてしまいます。
価値観の異なる人を避けて生活することができるならばともかく、カップルや夫婦といった密接な関係にあると、価値観の違いを受け入れるか、ストレスを解消するために対処するしかありません。

そこで本記事では、価値観の違いによってストレスや問題を抱えたときに、どのように乗り越えるか、乗り越え方を解説します。夫婦間における乗り越え方の他にも、カップルにおける乗り越え方、職場における乗り越え方についてもご説明いたします。

目次

価値観が違うとストレスを感じることも

価値観の違いとは

価値観の違いとは、個人や集団が持つ信念、物事の価値や優先順位、道徳観、人生観、大切にしている考え方などに関する違いのことをいいます。価値観は、文化的背景、受けた教育やしつけ、経験、宗教、社会的環境、家族の影響など、さまざまな要因によって形成されるため、趣味や結婚観が合致して結婚した夫婦であっても、大小さまざまな価値観の違いが生じるのは、おかしな事ではありません。
価値観の違いとは?カップルや夫婦の考え方の違いの具体例を紹介

価値観の違いによる具体的なケースをいくつかご紹介しましょう。

夫婦・カップル間の価値観の違い

  • 一方が子どもに対して規則正しく厳しく接するのに対し、もう一方は子どもに自由にのびのびと成長してほしいと考えてい、教育方針の違い。
  • 一方は節約を心がけ、将来のためにしっかりと貯金したいと考えているのに対し、もう一方は今を楽しみ、使えるお金は使いたいと考えている、経済的な価値観の違い。
  • 一方は旅行先で節約するタイプで、他方は旅行先ではその地の店に入り、名物を食べたり買いたいというタイプ。

職場における価値観の違い

  • 一部の従業員は短期的な目標を重視し、他の従業員は長期的な計画やビジョンを優先するなど、業務の優先順位が異なる。
  • 一部の従業員は個人的な関係を重視し、他の従業員は職務の効率性や成果を重んじるなど、対人関係の取り扱いが異なる。
  • 一部の従業員は新しいアイデアや変化を積極的に受け入れ、他の従業員は安定性や既存の方法を好むといった、リスクへの対応方法の違い。

こうした価値観の違いがいくつも重なったり、価値観の違いによって相手とすれ違いや衝突が起こると、ストレスを感じるようになってしまいます。
そのストレスが、価値観の違いに対してで終わらずに、その人との関係性にまで影響を及ぼすと、カップルや夫婦は別れたり離婚することになりかねません。
そこで、夫婦・カップル間や職場において生じる価値観の違いの乗り越え方についてご紹介します。

【夫婦・カップル】価値観の違いの乗り越え方

価値観の違いの乗り越え方1.お互いの価値観について話し合う

夫婦・カップル間で価値観の違いが生じると、意見の食い違いや衝突が起こり、関係がうまくいかなくなることがあります。しかし、価値観の違いを乗り越えて、より深い関係を築くためには、お互いの価値観を理解し、尊重し合うことが大切です。
その方法の一つとして、お互いの価値観について話し合うことが挙げられます。
話し合いをする際には、まず、相手の価値観を理解しようと努めることが大切です。自分の価値観を押し付けたり、相手の価値観を否定したりせず、相手の考えをよく聞きましょう。

また、話し合いの際には、感情的にならない、一方的に自分の意見を押し付けない、話し合いが長引かないようにするなどの点に注意しましょう。
話し合いを重ねることで、お互いの価値観を理解し、価値観の違いを乗り越えることにつながるでしょう。

価値観の違いの乗り越え方2.自分の価値観の良い所を話す

価値観の違いを乗り越えるためには、自分の価値観の良い点をアピールすることも大切です。
例えば、仕事に対する考え方が異なる場合、自分の価値観を「仕事で成果を出すことで、自分や家族の生活を豊かにすることができる」と説明するだけでなく、「仕事でやりがいを感じることで、自分自身を成長させることができる」と説明すると、相手も自分の価値観を理解しやすくなります。

また、自分の価値観が相手にとってどのようなメリットをもたらすかを説明することも大切です。
例えば、お金に対する考え方が異なる場合、自分の価値観を「節約することで、将来の不安を軽減することができる」と説明するだけでなく、「節約することで、家族旅行や趣味にお金をかけることができる」と説明すると、相手も自分の価値観を受け入れやすくなります。

このように、自分の価値観の良い点をアピールすることで、相手に自分の価値観を受け入れてもらい、価値観の違いを乗り越えることにつながるのです。

価値観の違いの乗り越え方3.相手の価値観の良い所を話してもらう

夫婦やカップルにとって、お互いの価値観の良いところを認め合うことは、関係を強化する重要な手法です。
例えば、一方が時間管理に厳しい価値観を持っている場合、もう一方はそれを「計画的で信頼できる」と評価することができます。また、一方が冒険的で新しいことに挑戦することを重視している場合、もう一方はそれを「生活に刺激と新鮮さをもたらす」と捉えることができます。

このように、相手の価値観のプラスの側面を認め合うことで、お互いをより深く理解し、価値観の違いを受け入れやすくなります。

価値観の違いの乗り越え方4.相手の価値観について気になる所を聞いてみる

相手の価値観に関して疑問や好奇心を持ち、それについて積極的に質問することは、相互理解を深める有効な手段です。
例えば、「最近ガーデニングにハマってるけど、どんなところが楽しいの?一緒にやってみたいな。」「子供たちに厳しくすることが多いのはどうして?」といった質問を通じて、相手の価値観の根底にある理由や動機を理解することができます。
相手の価値観を理解するとともに、自分自身の価値観についても再考するきっかけにもなるのです。

価値観の違いの乗り越え方5.ルールを決める

価値観の違いの乗り越え方として、ルールを決めることも有効です。ルールを決めることで、お互いの価値観を尊重し、衝突を避けることができます。
例えば、金銭管理について価値観の違いがある場合、収入や支出のルールを決めることで、お互いの考え方を尊重し合いながら、家計をやりくりすることができます。また、家事や育児の分担をルール化することで、お互いが納得できる形で協力することができます。

ルールを決める際には、以下のような点に注意しましょう。

  • お互いの意見を尊重して、双方が納得できるルールを決める。
  • ルールを決めたら、お互いに守るように心がける。
  • ルールを守れなかった場合でも、感情的に批判したり一方的に非難せずに、話し合いをして、修正する。

価値観の違いの乗り越え方6.一緒に過ごす時間を減らしてみる

価値観の違いが大きい場合、お互いの価値観について十分に話し合ってみても、理解し合うことが難しいこともあります。
そのような場合は、一緒に過ごす時間を減らしてみるのも一つの方法です。一緒に過ごす時間を減らすことで、お互いの価値観を押し付け合うことなく、自分自身の価値観を見つめ直すことができます。

また、一緒に過ごす時間を減らすことで、お互いの価値観の良いところを再発見できることもあります。
一緒に過ごす時間を減らす際には、一方的に相手を避けたりせずに、価値観の違いに悩んでいるので、少し一人で考える時間が欲しい、と相手に伝えておくようにしましょう。

価値観の違いの乗り越え方7.一緒にする事・できる事を探す

価値観の違いの乗り越え方として、カップルや夫婦で一緒にする事・できる事を探すことも有効です。
例えば、金銭管理について価値観の違いがある場合、一緒に節約のための貯金や投資を始めることで、お互いの価値観を共有することができます。

また、時間の使い方について価値観の違いがある場合、一緒に趣味や旅行を楽しむことで、お互いの価値観を共有することができます。
この時、相手の興味関心が継続しなかったり、無理をしているようであれば、切り替えて他にできる事を見つけましょう。

価値観の違いの乗り越え方8.共通の目標や将来の計画を持つ

共通の目標や将来の計画を持つのも一つの方法です。共通の目標や将来の計画を持つことで、お互いの価値観を共有し、協力し合うことができます。
例えば、夫婦やカップルが家を購入するという目標を立てた場合、どのような家に住みたいか、どの地域が望ましいか、いつまでに購入するかなど、話し合うことになります。このような具体的な目標を持つことで、二人で一致した意見を持ちやすくなり、共通の目的に向けて努力する過程で、お互いの関係をさらに深めることが期待できます。

また、海外旅行する、子供に私立中学を受験させる、など様々な目標や計画を共有することで、価値観の違いを乗り越え、お互いの絆を強化することができます。

価値観の違いの乗り越え方9.浮気や不倫になるラインについて話し合う

浮気や不倫というデリケートな問題に関しては、お互いの価値観や境界線が明確でなければ、誤解や不信感が生じやすくなります。
一方が友人との個人的な交流や食事を大切に思う一方で、他方はそのような行動を不快に感じる可能性があります。このような状況では、何をもって浮気や不倫と見なすかについて、お互いの考えを率直に話し合うことが重要です。

話し合いの際には、どのような行動が不適切であるか、または受け入れられるかについて具体的に議論する必要があります。例えば、「職場の同僚と二人きりで食事に行くことは許容できるか?」や「SNSでの異性との頻繁なやり取りは?」など、許容されるラインが具体的にどこにあるかを話し合うことで、価値観の違いによるすれ違いを防ぐことができます。

価値観の違いの乗り越え方10.相手に対して否定から入らない

夫婦・カップル間で価値観の違いが生じると、つい相手を否定してしまいがちです。しかし、否定から入ると、相手は反発し、話し合いが進まなくなってしまうばかりか、関係が悪化する可能性もあります。
価値観の違いを乗り越えるためには、まず相手を否定せず、理解しようとする姿勢が大切です。相手の価値観が自分とは違う理由を、まずは素直に聞いてみましょう。その上で、相手の価値観を尊重し、自分の価値観も押し付けないことが重要です。

価値観の違いの乗り越え方11.感情的に反発しない

夫婦・カップル間で価値観の違いが生じると、つい感情的になって反発してしまいがちです。しかし、感情的になると、相手も感情的になり、話し合いが進まなくなってしまうばかりか、関係が悪化する可能性もあります。
価値観の違いを乗り越えるためには、まず感情的にならず、冷静に対応することが大切です。相手の意見を否定したり、責めたりせず、まずは相手の話を聞いてみましょう。その上で、自分の意見を論理的に伝えるようにしましょう。

価値観の違いの乗り越え方12.当たり前と思わず、感謝の気持ちを持つ

夫婦・カップルになると、お互いの存在が当たり前になり、感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。しかし、当たり前と思わず、感謝の気持ちを持つことが、価値観の違いの乗り越え方として重要な方法です。
常に感謝の気持ちを持つことで、相手への理解や尊重の気持ちが深まり、お互いの価値観を受け入れやすくなります。また、感謝の気持ちは、相手に安心感や喜びを与え、関係をより良好に保つことにもつながります。

価値観の違いの乗り越え方13.幼少期の経験や体験した事について話し合う

価値観の違いは、幼少期の経験や体験によって形成されることが多いといわれています。そのため、幼少期の経験や体験について話し合うことで、お互いの価値観の違いの背景を理解しやすくなります。
例えば、お金の使い方について価値観の違いが生じている場合、幼少期にお金に対する価値観を形成した経験や体験について話し合うと、お互いの価値観の違いを理解しやすくなります。

価値観の違いの乗り越え方14.親や家族についての話を聞く

親や家族の影響も、価値観の形成に大きな影響を与えます。そのため、親や家族についての話を聞くことで、お互いの価値観の違いの背景を理解しやすくなります。
例えば、親の教育方針について価値観の違いが生じている場合、お互いの親の教育方針について話し合うと、お互いの価値観の違いを理解しやすくなります。

価値観の違いの乗り越え方15.第三者に意見を求める

中立的な立場の第三者に意見を求めることも、価値観の違いの乗り越え方の一つです。ウンセリングやセラピスト、信頼できる共通の友人や家族といった第三者の客観的な視点から、お互いの価値観の違いを見つめ直すことができます。
第三者は感情に左右されず、客観的かつ建設的なアドバイスを提供できるため、時にはパートナー間のコミュニケーションの停滞を打破することも期待できます。

また、第三者に意見を求めることで、お互いが妥協できる部分を見つけやすくなり、価値観の違いを乗り越えるきっかけになることもあります。

【職場】価値観の違いの乗り越え方

さて、価値観の違いが生じるのは、夫婦やカップルの関係性だけではありません。職場においても、価値観の違いによって問題が発生することがあります。
家族ほど親密ではない職場という関係での価値観の違いの乗り越え方は、どうなるのでしょうか。
職場で上司や同僚との価値観の違いに対処する際には、まずオープンな意見交換が重要です。違った意見やアプローチについて素直に話し合い、お互いの立場や考えを理解し、尊重することが大切です。
この過程で、柔軟な姿勢を保つことも重要となります。他者の視点から物事を見ることで、新しいアイデアや解決策を見つけることができます。

また、個人的な価値観を超えて、チームや組織全体の共通の目標に焦点を合わせることが効果的です。共通の目的に向かって努力することで、違いを乗り越え、チームワークを強化することができます。
同時に、お互いの違いを認め合い、働きやすい職場環境を作り出すために、相互尊重の文化を育てることが可能です。

最後に、職場では個人の感情を抑え、常に専門的な態度を保つことが重要です。職場での行動や判断は、個人の価値観よりも、仕事の成果とチームワークを優先することが求められます。
このように、適切なコミュニケーション、柔軟性、共通の目標、相互尊重、そして専門的な姿勢を通じて、職場での価値観の違いを乗り越えることが期待できます。

乗り越えるだけでなく受け入れる・歩み寄るのも一つの方法です

価値観の違いが、夫婦やカップルの関係を破綻させないよう、乗り越え方をご紹介いたしました。
ですが、価値観の違いを乗り越える事だけが、関係を継続させていく唯一の方法ではありません。価値観の違いを乗り越えるだけではなく、受け入れる事、歩み寄る事も、より良い関係を築くための方法です。

価値観の違いを受け入れるには、まず相手の価値観を尊重することが大切です。相手の価値観が自分とは違うからといって、否定したり、自分の価値観を押し付けたりしてはいけません。相手の価値観を理解しようと努め、その価値観を尊重する姿勢を見せましょう。
また、価値観の違う相手に歩み寄るには、お互いに相手の価値観を理解し、共感することが大切です。自分の価値観を押し付けるのではなく、相手の価値観を受け入れられる部分を見つけ、歩み寄ることができる部分を探しましょう。

  • 相手の価値観を尊重する。
  • 相手の価値観を理解しようと努める。
  • 相手の価値観を受け入れることができる部分を見つける。
  • 歩み寄ることができる部分を探す。
  • お互いの価値観を尊重し、無理のない方法を一緒に模索する。

Q&A

Q1.価値観の違いを乗り越えるにはどうすればいいですか?

価値観の違いを乗り越えるには、以下のようなことが大切です。

  • 相手の価値観を尊重し、否定や批判を避ける
  • 相手の価値観に興味を持ち、理解しようと努める
  • 自分の価値観を明確にし、相手に伝える
  • 価値観の違いが生じたときは、感情的にならずに冷静に話し合う
  • 価値観の違いを認め合い、共通点や目標を探す

Q2.価値観の違いを乗り越える難しさは何ですか?

価値観の違いを乗り越える難しさは、以下のようなことが考えられます。

  • 相手の価値観に偏見や先入観を持ってしまうこと。
  • 相手の価値観に対して自分の価値観を押し付けてしまうこと。
  • 相手の価値観に対して無関心や無理解になってしまうこと。
  • 相手の価値観に対して攻撃的や防御的になってしまうこと。
  • 相手の価値観に対して妥協や譲歩ができないこと。

Q3.夫婦やカップルにおける価値観の違いの乗り越え方を教えてください。

夫婦やカップルにおける価値観の違いの乗り越え方には、次のような方法があります。

  • お互いの価値観について話し合う
  • 自分の価値観の良い所を話す
  • 相手の価値観の良い所を話してもらう
  • 相手の価値観について気になる所を聞いてみる
  • ルールを決める
  • 一緒に過ごす時間を減らしてみる
  • 一緒にする事・できる事を探す
  • 共通の目標や将来の計画を持つ
  • 浮気や不倫になるラインについて話し合う
  • 相手に対して否定から入らない
  • 感情的に反発しない
  • 当たり前と思わず、感謝の気持ちを持つ
  • 幼少期の経験や体験した事について話し合う
  • 親や家族についての話を聞く
  • 第三者に意見を求める

まとめ

この記事では、夫婦・カップルの関係や、職場での人間関係における価値観の違いについて、乗り越え方をご説明させていただきました。
価値観の違いによる誤解やすれ違い、嫌悪感などを解消できずにいると、ストレスを生じさせることになり、人間関係の破綻にもつながります。
価値観の違いの乗り越え方で大切な事は、十分なコミュニケーションを取ることと、相手の考え方を尊重することです。
こうした価値観の違いの乗り越え方を日頃から意識して、相手とコミュニケーションを取ると良いでしょう。

この記事を書いた人

雫田 雄太

弁護士法人あおい法律事務所 代表弁護士

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。1,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

 

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