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アスペルガーの夫の特徴をチェックリストで確認!対処法も解説

監修者:弁護士法人あおい法律事務所

代表弁護士 雫田雄太

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。
3,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

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夫と会話していると、話が通じないと感じることがある。

日頃のコミュニケーションに違和感を覚える。

興味のあることには熱心に取り組むのに、それ以外のことには何も関心を持ってくれない。

婚姻生活の中で、配偶者の日々の発言や行動に、こうした些細な違和感を持つ人は少なくありません。そして、この違和感はもしかしたら、アスペルガー症候群かもしれません。

アスペルガー症候群とは発達障害の一種です。アスペルガー症候群の場合、コミュニケーションや対人関係での問題を抱えていることが多いため、夫婦の関係性にもさまざまな影響を及ぼすことになりかねません。

そこでこの記事では、アスペルガー症候群の夫に悩む妻や、自分の夫がアスペルガー症候群かもしれない、と悩んでいる妻にとって少しでも参考となるよう、セルフ診断用のチェックリストとともに、アスペルガーの夫に見られる特徴や対処方法について、詳しく解説させていただきます。

目次

アスペルガー症候群とは

アスペルガーとは発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)の一種

アスペルガー症候群は、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder、ASD)の一種で、発達障害の一種です。実は、2013年以降は「アスペルガー症候群」という言葉は診断名としては使われておらず、「自閉スペクトラム症」あるいは「自閉症スペクトラム障害(ASD)」という名称に統一されています。

ですが、「アスペルガー」という言葉が長年に渡って広く使われてきたため、現在でも「アスペルガー症候群」という表現が使われることが多いです。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の多くは、遺伝的な要因により起こる脳機能障害が原因だと言われており、日本では約100人に1人の割合で、自閉症スペクトラム障害(ASD)が見られます。

ASDといっても、言語発達は比較的順調で、学業成績も良好なことが多いです。ですが、対人関係や非言語コミュニケーションの面での障害が見られ、周囲から浮いていて「変わり者」と思われることが少なくありません。

アスペルガー症候群(ASD)の5つのタイプ

なお、このようなアスペルガー症候群(ASD)は、他者との接し方について次の5つのタイプに分類できます。

  1. 他者を見下し高圧的な態度を取る「尊大型」
  2. 他者への関心を示さず、一人でいることを好む「孤立型」
  3. 自分から他者に関わろうとはしないが、他者の意見や要求を従順に受け入れる「受動型」
  4. 他者に積極的に関わるが、相手の都合や状況を考慮できない「積極奇異型」
  5. 他者に対し、過剰なほど異様に丁寧な言葉遣いや接し方をする「大仰型」

言動が似ているモラハラとの違いは?

アスペルガー症候群は、コミュニケーションに問題を抱えていることが多く、感情的になったり話が通じないことがあったりします。また、自分が興味のあることに関しては熱心に取り組む反面、興味のないことには無関心なため、しばしば自分勝手に思われがちです。

結果、アスペルガー症候群の夫は妻の気持ちを無視し、妻を傷つけ、嫌がらせをしているように思われることがあります。

そのため、こうした夫をモラハラだと思う妻もいるようです。

ですが、アスペルガー症候群とモラハラは、全く異なる概念です。

前述した通り、アスペルガー症候群は発達障害の一種で、自閉症スペクトラム障害(ASD)とも呼ばれる障害です。一方、モラハラは倫理や道徳に反した精神的な虐待です。

アスペルガー症候群の夫が結果的に妻を傷つけてしまうことはありますが、妻を傷つけるために意図して行うモラハラとは、根本的に異なるものなのです。

妻のカサンドラ症候群の原因になることも

夫のアスペルガーが、ときに妻のカサンドラ症候群の原因となることもあります。

カサンドラ症候群とは、配偶者がアスペルガー症候群の場合に、その言動によってコミュニケーションの齟齬が起きたりすることです。

カサンドラ症候群は正式な疾患名ではないため、明確な診断基準がありませんが、アスペルガーの夫の身近にいることで、妻は不安や抑うつなど心身の不調をきたす状態になってしまうことが多いです。

そのため、夫がアスペルガーかもしれないと思ったときは、自身がカサンドラ症候群の状態にないか気を付け、自身にカサンドラ症候群の自覚があったら、夫がアスペルガーかもしれないと注意してみることも重要です。

結婚生活の中でアスペルガーの夫に見られる特徴

 

結婚生活の中でアスペルガーの夫に見られる特徴

 

さて、夫がアスペルガーの場合、夫の言動や妻との関わり方には、どのような特徴が見られるのでしょうか。

結婚生活の中で、アスペルガーの夫に見られる主な特徴について、詳しく解説させていただきます。アスペルガーの夫の特徴を理解することで、夫婦関係の見直しや改善に役立てることが期待できるでしょう。

特徴①話が通じない、会話が成り立たないなど、コミュニケーションに問題がある

アスペルガー症候群の特徴の一つに、コミュニケーションに問題があることが挙げられます。

他者の話をきちんと聞くことが難しく、話の流れを掴めず、会話の中で相手の感情や意図を読み取ることを難しく感じています。また、身振り手振りや表情といった非言語的なコミュニケーションも苦手としています。

このため、アスペルガー症候群の夫は、相手の言葉を文字通りに受け取ってしまいがちです。たとえば「手がかじかむ」と言われたら、実際に手がかじかんでいると思ったり、「頭が冷える」という表現を、頭部が冷たくなることだと解釈したりすることがあります。

また、たとえば「あなたは本当に天才だね」と皮肉を込めて言われた場合、その言葉を皮肉と理解できず、言葉通りの褒め言葉として受け取ってしまうことがあります。

特徴②自分が興味あることに没頭、こだわりが強い

アスペルガー症候群の特徴の2つ目は、特定のものや事柄に対する興味が強く、自分が関心のあることに強いこだわりがあり、特定の対象に固執することです。

そのため、一度興味を持った事柄に対しては、時間を忘れるほど集中して取り組み、結果として専門的な分野での才能を開花させることになったりと、プラスに働くこともあります。一方で、関心を持たないことには一切関わろうとしないため、コミュニケーションが一方的になりやすく、他者や社会生活においての関わり方で、こうした特徴がマイナスに働くことも少なくありません。

また、強いこだわりは日常生活の細かな部分に対しても見られます。自分の中で決まった順序があり、たとえば朝起きてから家を出て会社に行くまでの行動や流れが完全に決まっているため、少しでもその順序が狂ってしまうと対応できなくなり、最初からやり直すことになる場合があります。

特徴③感覚刺激に対して過敏な反応を示す

アスペルガー症候群の特徴の一つとして、感覚刺激に対して過敏な反応を示すことがあります。これは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、さまざまな感覚に対して敏感であることを意味します。感覚過敏は、日常生活におけるさまざまな状況で不快感やストレスを引き起こすことがあります。

たとえば、明るい光や強い照明が眩しく感じられるため、日中の外出が困難であったり、特定の音(たとえば、機械の音、人の話し声、交通騒音)が耳障りに感じられ、集中力を欠く原因になったりします。また、衣服のタグや縫い目が肌に触れることによる不快感、特定の食品の食感や味が耐えられない、特定の匂いに対して強い嫌悪感を持つなど、触覚や味覚、嗅覚に関する過敏性も見られます。

感覚過敏の程度や影響は個人によって異なり、一部の人にとっては日常生活における小さな不快感に過ぎない場合もあれば、他の人にとっては極度の不快感や避けられないストレスの原因となる場合もあります。このため、感覚過敏を持つアスペルガー症候群の夫に対しては、夫が過ごしやすい環境に調整したり、適切な支援が必要となったりすることがあります。

特徴④新しい環境や状況への対応が難しい

アスペルガー症候群の夫には、新しい環境や状況への対応が難しいという特徴も見られます。

変化に対する不安やストレスを感じやすいため、日常生活における予測可能なルーティンや習慣を好む傾向があるためです。

夫婦関係や結婚生活においては、家族構成の変化、特に妊娠、出産、子育てといった大きな環境の変化が生じるため、夫にとってストレスとなり、適応に苦労しがちです。

子育てにおいては、赤ちゃんの夜泣きによる睡眠不足、子供の世話に伴う時間的な制約などによって、夫の中の決まり事やルーティンが何かと崩れることになります。

また、子供の行動はほとんど予期できないため、臨機応変に対応するのが夫にとっては難しく、子育てに関連する様々な要素が夫のストレスを増加させる可能性があります。

夫の適応の難しさに対処するためには、予測可能な環境を提供し、変化を少しずつ導入することが効果的です。たとえば、妊娠から出産までの期間に、子育てについて十分な情報提供やサポートを行うなど、環境の変化に対して備えておき、夫の不安を軽減することが重要です。

特徴⑤子育て・育児に無関心

アスペルガー症候群の夫が子育てや育児に無関心に見えることがあります。これは、アスペルガー症候群によるコミュニケーションや感情表現の困難さが影響している場合が多いです。

実際に興味や関心を持てない場合もあれば、夫が子供に対する愛情や関心を内面的には感じているものの、それを外面的に表現するのが難しいため、周囲からは無関心に見える場合もあります。

夫が子供の話を聞いているように見えても、適切な反応や表情を示さないことがあります。また、子供の世話や育児に関わる活動に積極的に参加しないこともあります。これは、夫が子供との関わり方に自信がなかったり、あるいは子育てに関するルーティンや習慣が、夫の中で確立されていないためかもしれません。

このような無関心に見える態度は、妻にとっては理解しがたいものとして映ります。しかし、アスペルガー症候群の夫が子育てに参加したいという意欲を持っている場合、適切な支援や妻の理解があれば、徐々に積極的な関わり方を学ぶことが期待できるかもしれません。

夫が子育てに関わるためには、具体的な指示や役割の明確化が役立つことがあります。たとえば、子供の世話に関する具体的なタスクを割り当てたり、夫と子供が一緒に楽しめる活動を計画したりすることが有効です。

さて、アスペルガー症候群の夫に見られる主な特徴については、以上の通りとなります。こうした特徴を踏まえて、次に夫がアスペルガーなのかを簡単にチェックするための、チェックリストをご紹介させていただきます。

【チェックリスト】夫はアスペルガー?セルフ診断

夫の言動に違和感を覚え、アスペルガーではないかと疑ったときは、こちらのチェックリストを参考に、アスペルガーの可能性があるのか、簡単にチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお、こちらでご紹介するものは一例となります。あくまで簡易的なチェックリストですので、詳しくは専門家に相談し、適切な診察を受けるようにしてください。

【アスペルガーの夫か診断 20のチェック項目】

□ 夫婦喧嘩になると黙り込んでしまい、夫の考えや気持ちを話してくれない。
□妻や子供が話しかけても、共感や感情面でのフォローをしてくれない。
□ 夫の苦手な事柄について話し合いをしようとすると、その場から出て行ってしまったりして、話し合いにならない。
□ 妻と話しているとき、妻の感情やニュアンスを読み取るのに苦労していたり、妻の気持ちを理解していない。
□ 妻や家族、他人に対しても、尊大な態度を取ったり、夫が意識していなくても失礼な発言をすることがある。
□ 夫一人で過ごす時間を好む。
□ 夫は特定の話題や活動に異常なほどの関心を示すが、それ以外にはほとんど関心を示さない。
□ 夫は日常のルーティンや決まりごとに強く固執し、決まった手順で遂行できないと最初からやり直そうとする。
□ 妻が突然の怪我や病気になったときに、看病してくれない。
□ 妻が突然の怪我や病気になったときに、普段妻が行っている家事や育児を担ってくれない。
□ 新しいことに挑戦したり、変化が生じることに対して強い抵抗を示すことがある。
□ 妻に対して愛情表現をしてくれない。
□ 特定の音、光、触感などに対して過敏な反応を示すことがある。
□ 夫は身振り手振り、表情、声のトーンなど、非言語的なコミュニケーションが苦手である。
□ 本を読んだり映画を見たりしたときに、登場人物に共感できない。
□ 夫は子育てや育児に対して無関心で、子供の世話や育児活動に積極的に参加しない。
□ 子供が生まれてライフスタイルが変わったが、夫は出産前と同じ家事を分担するだけで、生活の変化に適応していない。
□ 妻が外出することになったりすると、突然子供の世話を任されて臨機応変に対応できず、パニックになる。
□ 夫の言動に対して、妻は不安になり、うつ状態になっている。
□ 妻にカサンドラ症候群の症状が見られる。

アスペルガーの夫に疲れたときの対処法

アスペルガーの夫との結婚生活に疲れたとき、なんとか夫の症状を改善して夫婦関係を改善したいと考えることもあれば、離婚したい、別居したい、と考えることもあるでしょう。

特に、同居していて長い時間を共に過ごす夫婦においては、夫がアスペルガーであることによって、妻がカサンドラ症候群になる可能性があるなど、アスペルガーの夫の言動が妻の心身にも影響を及ぼすことになるため、なるべく早めに適切に対処していただきたいところです。

そこで、アスペルガーの夫に対して、どのように向き合っていけば良いのか、主な4つの対処法を簡単にご説明いたします。

対処法①夫婦で話し合いをする

アスペルガーの夫とのコミュニケーションにおいて、定期的な話し合いを設けることは、相互理解を深めるために非常に重要です。

感情的にならずに冷静に話し合い、具体的かつ明確な言葉を使ってコミュニケーションを取ることを心掛けましょう。夫の興味や関心を踏まえた話題を選び、夫の意見や考えを尊重することで、お互いの理解を深めることができます。

また、感情やニュアンスについては察してもらおうとせず、分かりやすい言葉で表現することを心掛けると、夫にとって理解しやすくなります。

話し合いの中で生じた課題や問題に対しては、具体的な解決策を一緒に考えることが重要です。互いのニーズや期待を明確にし、お互いが納得できる合意に至ることが夫婦関係の改善につながります。

対処法②夫婦間でのルールを作る

アスペルガーの夫との生活で摩擦を減らすため、夫婦間で具体的で明確なルールを設定することが重要です。

たとえば、「夕食の準備は毎日18時に始める」「金曜日の子供のお迎えは夫の担当」といった、具体的な時間や行動を明示したルールを作ると良いでしょう。

また、夫の興味や強みを生かしたルールを作ることで、夫のモチベーションを高めることができます。

ルールを作る際には、夫の意見や感じていることも十分に聞き、双方が納得できる合意に至ることが大切です。アスペルガーの夫にルールを押し付けたり強制したりすると、かえってトラブルになりかねません。夫が落ち着いているときに、ルール作りの必要性や目的を説明し、夫と妻とで話し合いルールを作りましょう。

また、定期的な見直しを行い、変化に対応しながらルールを調整することも忘れずに行いましょう。

対処法③夫にカウンセリングや治療を受けてもらう

アスペルガーは、発達障害の一種です。そのため、カウンセリングを受けるなどして、アスペルガーであることを明らかにするとともに、症状を軽減するためのアドバイスを受けましょう。

夫がカウンセリングを拒否する場合は、まず妻だけがカウンセリングを受診するか、夫婦二人で受けられるカウンセリングを検討してみてください。

カウンセリングを通じて、アスペルガーの夫を理解するとともに、現在の環境を夫婦にとってより良いものにするためのアドバイスを受けることができます。

なお、アスペルガーの症状が心身に影響を与え、生活に支障をきたしているような場合には、薬物治療が検討されることもあります。

対処法④別居や離婚も検討し、専門家に相談する

アスペルガーの夫との関係を継続することが困難であり、カウンセリングなどによっても夫婦間の問題が解決しない場合、別居や離婚を検討することも一つの選択肢です。

すぐに離婚を決断しない場合でも、別居することによってアスペルガーの夫と距離を置くことで、日々のストレスを軽減することが期待できます。

ただし、別居や離婚は特に重要な決断になりますから、勢いで別居や離婚をする前に、法的な観点から適切なアドバイスを受けるため、法律の専門家である弁護士に相談することが重要です。

弁護士に相談することで、離婚や別居に関する法的な手続き、親権や財産分与、慰謝料などの問題について、適切な情報を得ることができます。

また、弁護士は、感情的な側面から離れて客観的な視点でアドバイスを提供することができるため、冷静な判断を下す助けとなります。

別居や離婚を検討する際には、子供がいる場合は特に、子供の福祉を最優先に考えることが重要です。弁護士と相談しながら、子供の心理的な負担を最小限に抑え、安定した環境を提供できるような解決策を模索することが求められます。

弁護士は依頼者の代理人として、相手方との交渉も行うため、夫との話し合いがうまくいかない場合にも、弁護士に相談することをおすすめいたします。

アスペルガーに関するQ&A

Q1.アスペルガーとは何ですか?

アスペルガー症候群は、自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder、ASD)の一種で、発達障害の一種です。

コミュニケーションに問題を抱えていることが多く、感情的になったり話が通じないことがあったりします。また、自分が興味のあることに関しては熱心に取り組む反面、興味のないことには無関心であるといった傾向があります。

Q2.アスペルガーの夫に見られる主な特徴には何がありますか?

アスペルガーの夫の特徴として、以下の5つの特徴が挙げられます。

  1. コミュニケーションが難しく、他者の感情や意図を理解しにくい。
  2. 特定の興味に強く固執し、それ以外のことには関心を示さない傾向がある。
  3. 感覚刺激に対して過敏で、日常生活で不快感やストレスを感じやすい。
  4. 新しい環境や状況への対応が難しく、変化に対して不安や抵抗を感じる。
  5. 子育てや育児に対して無関心に見えることがある。

Q3.アスペルガーの夫と離婚したいです。まずはどうすれば良いでしょうか。

アスペルガーの夫と離婚を考えたときは、まずは専門家に相談することが大切です。夫が話し合いに応じない場合、離婚調停や離婚裁判といった、家庭裁判所での手続きに発展することになります。そうした場合に備えて、法律の専門家である弁護士にご相談いただくことをおすすめいたします。

アスペルガーの夫についてのお悩みは弁護士にご相談ください

アスペルガー症候群を持つ夫との生活は、アスペルガー症候群に対する理解と、適切な対応が極めて重要です。

この記事では、夫婦での話し合い、夫婦間での具体的なルールの設定、カウンセリングの活用、そして場合によっては別居や離婚を検討し弁護士に相談するという、4つの対処方法について、具体的に弁護士が解説いたしました。

アスペルガーの夫との生活に悩んだり、夫のアスペルガーが原因で妻自身がカサンドラ症候群になったりしたときには、ひとりで悩みを抱え込まず、弁護士にお早めにご相談いただくことをおすすめいたします。

アスペルガーに関しての正しい知識や適切なサポートを提供するとともに、別居や離婚といった法的問題についても、当法律事務所の弁護士が親身になってアドバイスさせていただきます。

まずはお気軽に、初回無料相談をご利用ください。

この記事を書いた人

雫田 雄太

弁護士法人あおい法律事務所 代表弁護士

略歴:慶應義塾大学法科大学院修了。司法修習終了。大手法律事務所執行役員弁護士歴任。3,000件を超える家庭の法律問題を解決した実績から、家庭の法律問題に特化した法律事務所である弁護士法人あおい法律事務所を開設。静岡県弁護士会所属。

 

家庭の法律問題は、なかなか人には相談できずに、気付くと一人で抱え込んでしまうものです。当事務所は、家庭の法律問題に特化した事務所であり、高い専門的知見を活かしながら、皆様のお悩みに寄り添い、お悩みの解決をお手伝いできます。ぜひ、お一人でお悩みになる前に、当事務所へご相談ください。必ずお力になります。

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